事業承継がなぜ大切なのか?

 

そして、後継者育成期間はどれくらい必要なのかについて書きたいと思います。

 

日本経済を支える中小企業では、

 

近年、経営者の高齢化が進行する一方で、後継者の確保がますます困難になっています。

 

また、事業承継に失敗して紛争が生じたり、会社の業績が悪化するケースも多く存在しています。

 

下図を見てください。

 

 

 

経営者の平均引退年齢が大きく上昇していることがわかります。

 

小規模事業者では、70歳の大台を突破しています。

 

この背景には、事業を次の世代に譲りたくてもなかなか引継ぎ手がいないという現実もあるようです。

 

下図を見てください。

 

 

 

従来、9割以上の中小企業は親族に事業を引継いでいました。

 

しかし、現在ではその割合は4割以下に低下しています。

 

当たり前とされていた「親族が家業を継ぐ」という考え方が成り立たない時代になりつつあるのです。

 

さて、後継者育成期間はどれくらいと考えられますか?

 

事業承継をおこなう経営者にとって、後継者の育成は大事な課題です。

 

後継者が育っていないと、経営承継がうまくいきません。

 

さて、後継者の育成には、どのくらいの時間が必要なのでしょうか?

 

事業承継をする経営者への調査によると、育成期間を次のように捉えていることがわかります。

 

1年                 2.5%

 

2~3年         25.6%

 

5年               24.8%

 

5~10      29.4%

 

期間不明         17.7%

 

平成23年3月 中小企業基盤整備機構「事業承継実態調査報告」

 

この結果から見ると5~10年は必要だ、と考えている経営者の方が、少なくないことがわかります。

 

では、貴社の場合、事業承継のために後継者育成の期間は、どのくらい必要でしょうか?