経営理念」についてです。

 

そもそもこの経営理念とは何でしょう?

 

もちろん、ありきたりのきれい事を額縁に入れて飾っているだけのものではない事は事実です。

 

本来、経営理念とは、

 

社長の生き様や人生を賭して成し遂げたい事

 

あるいは、その会社が代々受け継いできた存続している根本的理由

 

ではないかと思うのです。

 

商品やサービス、ビジネスのスタイルは、時代や環境の変化で変わっていきます。

 

でも、どうあっても変わらないもの、変えてはいけないもの

 

それが、この経営理念ではないでしょうか?

 

この理念を社長が熱く語る時、語り続ける時に共鳴する人が現れるのです。

 

「社長!私もぜひその夢に加えてください」

 

「ようやくやりたい事が見つかりました」

 

「だから一緒にやらせてください」

 

その時、初めて人は活き活きと動き出します。

 

並大抵のことではへこたれない強さが湧いてきます。

 

失敗しても立ち上がるから成長するのです。

 

そして、結果として会社が発展していくことが理想ではないですか?

 

会社は雇用する時に社員さんという1人の人間の人生を預かります。

 

そこには大変な責任があるのです。

 

その人の人生を豊かで幸せなものにできるのか?

 

苦痛と不快なものにしてしまうのか?

 

それは雇用する側に大きな責任があると思います。

 

だからこそ

 

「うちの会社はこれを目指す!」を明確に示して、「この指止まれ!」をやるべきなのです。

 

これが経営理念だと私は思います。

 

「俺の人生は、こんなはずじゃなかった!」

 

「こんな会社だとは思わなかった!」

 

と言わせたら負けなのです。

 

新入社員研修で、『御社の経営理念は?』とお聞きして答えられない社員さんが多くいます

 

そんな時は、「帰ったら社長でもいい、先輩でもいいですから、必ず聞いてみてください。」とお願いします。

 

なぜなら・・・これからの彼らの仕事人生に大きな影響と変化を与えるものになるからです。

 

前途ある若者が、学生時代を経て社会に入り、右も左も分からないまま、会社や先輩の言うがままに従って仕事を覚えて行くこともあります。

 

しかし、いずれ、必ずどこかで壁にぶつかります。

 

どうしていいか解らずにあがきます。

 

そして、ふっとある思いが湧いてくるのです。

 

そして、「俺は何がしたかったんだ?」という根本的なことを問い直します。

 

《卒業=就職》という当たり前のことだから、周りが皆そうしているから、とりあえず親離れしなきゃいけないから・・・

 

最初はそんな動機での就職だったかもしれません。

 

しかし、これから続く長い人生で

 

多くの時間を費やす仕事に自分の使命を見出し、

 

活き活きと励むのか?

 

なんとなく過ごして給料もらい生活していくのか?

 

その若者の人生が大きく変わってしまいます。

 

ある意味、人を雇用するという事は、とてつもない重荷を背負うことであり、恐ろしい事であるのかもしれません。

 

その若者の人生が、自社で花開き、素晴らしいものになる喜びも持ち合わせています。

 

このようなことを支えるのが、経営理念ではないでしょうか!