弊社では、企業の磨き上げや後継者教育に戦略的中期経営計画策定を用いています。
毎週火曜日と木曜日は、戦略的中期経営計画策定についての詳細を取り上げていますので、参考にしてください。
経営計画書の最も注目される項目は・・・ずばりゴール目標でしょう!
この計画を遂行することで、どんな成果を手に入れられるか?
それは、売上なのか?利益なのか?社員の給料なのか?ボーナスなのか?会社の規模なのか?
それらのゴール目標を数字で表します!
もちろん、それには確固たる根拠がなくてはなりません。
経営者が、「こーなったらいいなー」的な鉛筆なめなめで書いたものであれば、
社員さんはすぐにお見通し。、
「そんなの実現出来るわけないよ!」
「また、社長の夢物語だな」
と、結局誰も動こうとはしません。
そうです!この計画を見た全ての人が、
「これだったら達成しない訳がない」と思えるような計画を作り上げるのです。
その為に必要な事は、まず己をしっかり知る事です。
過去の自社の状況から、どんな時に利益が出て、どんな時に苦しんだのか?その要因は何だったのか?
いわゆる成功要因と失敗要因を知る事が大切です。
しかし、この2つは環境の変化とともに変わります。
ある時点の成功要因は、環境の変化で失敗要因に変わる事があります。
また自社を知る為には、近視眼にならない事も大切です。
どの顧客で利益が出ているの?
どの商品で利益が出ているの?
どこにどれだけの経費をかけているの?
どの部署が効率的なの?
それらを俯瞰して、感じ取る力が求められます。
それらを踏まえたうえで、
「これだけ利益を出すぞ!」
「これだけ給料を獲得するぞ!」を描きます。
それがゴール目標になるのです!
さあ!それを掲げたら、次は本番・・・いよいよ戦略と戦術(手段方法)の策定に移っていくのです。