事業承継について、偉人が次のように述べています。
- 「経営学の父」ピータードラッカー
「事業承継は偉大なる経営者を受けなければならない最後のテストである」
- 「三菱財閥の創業者」岩崎弥太郎
「創業は大胆に、事業を受け継ぐには小心で当たれ」
そもそも事業承継とは?
簡単に言うと「会社の経営資源と資産を後継者へ円満に引き継ぐこと」です。
多くの創業者は、
自己資金や親族や金融機関かから借りて資本金とし、会社を設立するところからスタートします。
資産を調達したり、取引先を開拓したり、従業員を採用し育成したり、技術力やノウハウを構築したり・・・
人生をかけて、事業を子供のように育ててきたのが事業です。
だから、事業承継という一連のプロジェクトは、ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)の見地からも失敗が許されないのです。
では、なぜ事業承継をしなければいけないのでしょうか?
人間とビジネスモデルには寿命があるからです。
人間には、もちろん寿命があります。
ビジネスモデルも経営者がどんなに優れていても永遠に経営革新を続けられることはできないと言ってもよいでしょう。
東京商工リサーチの調査(2014年)によると・・・企業の平均寿命は23.5年
創業し、苦労を重ねて育て上げてきた会社は、現状維持のままでは目まぐるしく変わる経済環境についていけず後退してしまいます。
だから、事業承継は経営革新のチャンスでもあるのです!
若い後継者の柔軟な発想やヤル気で経営革新を果たし、第2の創業と位置付けることさえできるのです。