損益計算書は、一年間の利益をその発生要因別に分類したものです!

・売上高:企業規模を表す指標

 

・売上原価:売上と直接対応するコスト

 

・売上総利益:粗利益

 

・販売費及び一般管理費:運営コスト

 

・営業利益:本業の利益

 

・営業会損益:支払利息・財テク利得など

 

・経常利益:平常時に法人が稼ぎ出す力

 

・特別損益:突発的なもの

 

・当期純利益:税金支払い後の手取り

 

さて、管理会計を大事にしている私は、単なる制度会計を分析するのではなく、

 

変動損益計算書に置き換えて考えるようにしています。

 

変動損益計算書とは、

 

すべての費用を、売上に伴って増減するかどうかで「変動費」と「固定費」に分類し、組み直した損益計算書のこと。

・変動費:売上の増減に伴って変動する費用

 

商品仕入高・原材料費・外注費などが該当します。

 

・固定費:売上が増減しても変動しない費用

 

役員報酬・賃金給与・地代家賃・支払利息・減価償却費などが該当します。

 

・限界利益:売上高から変動費を引いた利益

 

そして、利益をもっと増やすにはどうするか?を分析してみます!

 

①固定費を下げる

 

②売上高=販売単価×数量の「数量」を増やす

 

③売上高=販売単価×数量の「単価」を上げる

 

④変動費=変動単価×数量の単価を下げる

 

以上の視点で改善点を詳細に洗い出し、利益体質に持っていくのです。

 

M&Aの場合の「のれん料」は、営業利益や税引き後当期利益の3~5年分と言われています。

 

事業承継の場合であっても、利益体質にすることで、後継者の後継意欲を掻き立てることにもなります。

 

赤字だった黒字だったと一喜一憂するだけでなく、将来を見据えた改善に取り組んでほしいものです!