現経営者の方で、交代へ向けて「仕事を渡したいが、とても不安でまだまだ渡せない」と言われる方がいます。

 

この場合、私は現経営者に「仕事の棚卸」を行っていただくように勧めています。

 

方法としては、出社~退社までの総時間を15分ごとに刻み、何をしたかを2週間ほど記録してもらうのです。

 

そして、ABC分析をします。

 

A社長しかできない仕事 B幹部でもできる仕事 C社員でもできる仕事

 

この結果、「A社長にしかできない仕事」が意外に少ないことに気づくのです。

 

後継者には「A社長にしかできない仕事」を徐々に譲っていき、

 

そつなくこなせることがわかってくると経営者の肩の荷が一つずつ降りていくことを実感できるようになります。

 

その他に後継者の育成方法をご紹介します。

 

ジョブローテーションとして長くても1年で各部署を経験させ、社内の流れを体験し把握させることは大切です。

 

しかし、注意してほしいのは、体験であって、極めてほしいわけではないのです。

 

「経営の仕事は人を雇って目的を達成する」ことにあるからです。

 

また、社員を後継者の教育係に任命し、集中的に学ばせる方法もあります。

 

体系的に学ばせたいなら、外部の教育機関で学ばせることも大切です。