中小企業の事業承継で、個人の相続は切り離して考えることはできません。

 

会社の歴史=経営者の人生

 

だから、公私が入り混じっていて、あいまいな部分も多いのです。

 

・経営者の土地に会社の建物が建っている

 

・会社所有の車が自宅の車庫にある

 

・経営者が会社に貸し付けている

 

・経営者が会社から借入している

 

・会社で購入した家電を経営者宅で使用している

 

・資金調達するために経営者宅を担保に入れる

 

・働いてもいない親族を従業員として給与を支払っている

 

 

これらを整理整頓していないと相続発生時にどんなことが起こるでしょうか?

 

・会社と個人間の権利関係の問題

 

・法定相続人の間の利害の不一致による混乱

 

何もない時は良いのですが、相続が発生すると経営に大きな影響を与えてしまうのです。

 

中小企業では、経営者の財産の大半が会社につぎ込まれていることが多いので、

 

後継者は、その財産の多くを引き継がなければならないために、

 

後継者以外の法定相続人から見れば不平不満がたまりやすい傾向がうかがえます。