コロナ渦で予測もできない環境変化が発生した場合、どれくらいの内部留保があったら安心かを改めて考えてみましょう!
「いくらあっても安心できない!」
その通りです。
それでも目安が必要ですよね!
よく言われるのが、「売上が無くても3ヶ月分の固定費を支払える資金が必要」と。
売上があろうが無かろうが毎月支出されるお金ありますよね?
これを固定費とていいます。
事務所の賃貸料、水道光熱費、人件費、保険料、各種リース料、などなど。
もし、その月の売上が0円だったとしても、これら固定費が3ヶ月間支払えるお金が常にあるなら、決して安心はできないと思いますが、少しだけ心強いと思います。
しかし、弊社では「売上が無くても売上高3ヶ月分の資金が必要」と言っています。
理論上、変動費は売上0のときは、発生しない費用となっていますが、現実は違います。
つまり、固定費に近い変動費も多いことから、固定費ではなく売上高の考え方の方が、より安心できると思います。
このような予測できない事態に直面した今こそ、もう一度財務体質強化へ向け、再考してほしいものです。