「見える化」の次は、「磨き上げ」!

「見える化」したら、次は「磨き上げ」です。

事業承継における「磨き上げ」とは、承継させようとする事業の様々な問題点を調査、認識して、必要な対応策をとることをいいます。

対象となるのは、

①株主・株式

②定款の定め・役員の選任・重要事項決定手続など会社の基本事項

③取引先との契約関係

④有形資産

⑤知的財産

⑥労務関係

⑦コンプライアンス

⑧技術・組織力・人材経営理念・ネットワーク

⑨財務・ビジネスなど多岐にわたります。

私の「磨き上げ」の定義は、上記の内容はもちろんですが、「事業承継(M&A含む)後も続く盤石な土壌づくり」だと考えています。

・事業承継、M&Aの阻害条件除去

・自社の強みの見える化(SWOT分析)

・調査・分析資料の充実

・財務体質強化

・後継者選定と育成

・戦略的中期経営計画策定

・業務効率化

・労務対策(人財難や働き方改革対応)

・家族会議運営

・定款などの需要書類診断

・株主対策

このように多岐にわたって磨き上げることで、後継者や後継企業が盤石の態勢で経営できる状況を作り出すことであり、そこを目指すことが重要です。

もちろん、ここまで整備されている会社は少ないのが現実ですが、それでもコツコツと目指すことが事業を継続できる条件となってきます。

だから、事業承継期間が10年と言われる所以だと思います。