後継者不在の問題を解決する手段として,注目されているのが第三者への事業承継(M&A)です。

 

「敵対的買収」というイメージから「有効的な事業承継」ヘと社会でも認知され始めていて、中小零細企業でも有効な手段の1つといえます。

 

M&A=Mergers(合併)&Acquisitions(買収)

 

会社そのもの、事業の一部を売り買いすること・

 

対象企業の経営者が賛同しているかどうかによって、友好的なものと敵対的なものに分かれます。

 

中小零細企業のM&Aがハッピーな理由として

 

①非上場が多い中小企業の場合、敵対的買収が成り立たないのです。

 

敵対的買収の対象となるのは、株式が自由に売買できる上場企業であることが前提です。

 

非上場が多く、株式に譲渡制限がつけられていることが多い中小零細企業では敵対的買収はそもそも成り立ちません。

 

②中小零細企業は従業員が財産。そのほとんどがリストラされません。

 

組織で動く大手企業は従業員の替えもききますが、中小零細企業では従業員個々のノウハウや取引先とのつながりも大きな財産です。

そのため、M&A後もその雇用が従前どおり継続されることがほとんどで、リストラされにくいのが現状です。

 

上記2つの理由から、M&Aは、後継者不在の問題を解決する有効な選択肢と考えることができます。

 

相手が見つかるかどうかは事業内容や財務状況、さらには会社の規模感などにより、変わってきますが、事業承継の1つの形として、検討してみる価値は十分にあります。