株価を引き下げるための方法は、

 

①資産整理

 

②利益圧縮

 

①資産整理は、資産そのものを減らし株価を下げる方法です。

 

例えば、含み損のある不動産などの資産を評価し直したり、必要のない資産を処分することによって、資産を減らします。

 

決算書を見ると、実態とかけ離れているものの、そのままに放置している資産がいくつかあるのではないでしょうか?

 

金融機関からの融資や信用のために、債務超過に陥らないように資本の部を厚くしている会社もあるます。

 

株価評価を引き下げるには、このような余分な資産を処理していくことが有効です。

 

②利益圧縮は、経費を増やして利益そのものを減らす方法で、これにより、利益分が資本に積み上がっていかないようにすることが可能となります。

 

利益圧縮では、主に退職金を活用した方法が有効です。

 

適正な額であれば全額資金に算入できるため、株価を気に下げることができます。

 

内部留保を厚くするために自身の退織金をおさえようとする社長もいますが、高額な退職金を支払えばそれだけ利益の圧縮には効果的なのです。

 

ただし、退職金のうち不相当に高額な金額については損金算入が認められないので注意が必要です。

 

従業員への決算賞与も利益の圧縮には効果的です。

 

例年以上の売り上げが見込める年には、思い切って賞与をはずむことで、従業員のやる気を刺激しながら、株価対策もできるという一石二鳥の策になります。

 

素人では難しいので、税理士さんと相談しながら、取り組んでいくことが大切です。

 

なお、第三者へ譲渡する場合(M&A)は高く売却したいという意向が働くため、自社株の引下げは、逆効果になってしまう恐れがあります。

 

M&Aも視野に入れているなら、その点も踏まえて導門家と一緒に対策を立てていってください。